急増するヒートショック(気温性血圧激変症)の原因と7つの対策法!

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ヒートショック

寒い冬の突然死――。
入浴中や朝のゴミ出しなどで、なんの前触れもなく死亡してしまう人が急増する非常に危険な季節です。『涼しい室内から猛暑の室外』の夏とは真逆の寒暖差による《ヒートショック》が原因となり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こします。

ついこの間、元大関・若島津の二所ノ関親方が、路上に意識不明の状態で倒れていたニュースは、マスコミに大きく取り上げられたこともあり、記憶に残っている方も多いはずです。

二所ノ関親方が倒れた原因は、サウナと水風呂の往復によるヒートショックの可能性が高いと見られています。

一般の方もよくやるであろう《サウナと水風呂》の往復というのは、本人は健康のためにやっているつもりなのですが、実は非常に危険な自殺行為にも等しい行動なんです。

そこでこの記事では『これからの季節に突然死を引き起こしやすい行動』と『ヒートショックを防ぐためにはどうすればいいのか』について話していくので、ご自身はもちろん、ご家族が最悪の事態に陥らないよう、ぜひ参考にしてこの冬を乗り切って頂きたいと思います。

 

ヒートショックを引き起こしやすい冬場の恐怖

気温の急激な寒暖差が起きることで、血圧が大きく変動し身体に激しい負担がかかってしまう症状を《ヒートショック(気温性血圧激変症)》といいます。

具体的には、気温が低くなると血管が収縮してしまい血圧は上がります。反対に、気温が高く身体が暖まっていると、血管は広がるので血圧は下がることになります。つまり、血管が持っている柔軟性によって血圧はコントロールされているんです。

ですが、気温の寒暖差が激しい場合、血圧のコントロールが追いつかないことがあるため、身体にかかる負担は非常に大きくなります。

血圧調整の許容範囲を超えてしまうと、心筋梗塞や脳卒中を引き起こしてしまいます。最悪の場合には、突然死に繋がってしまうこともあるので、ヒートショックというのは非常に恐ろしい症状だと言えます。

冬のサウナはヒートショックを誘発する

冒頭でもお話したように、元大関・若島津の二所ノ関親方が倒れた原因は、サウナによる急激な寒暖差にあります。

サウナを利用する人は『限界まで我慢して、その後すぐに水風呂に入る』という行動を習慣にしている人が多いはずです。さらに仕上げとして、ビールをゴクゴクと飲み干す方も少なくないでしょう。

この一連の行動は、まさに自殺行為と言っても過言ではないんです。

ヒートショックとサウナ

どう言うことかというと、暑いサウナでは血管を強制的に拡張させ、そして冷たい水風呂では血管を強制的に収縮させます。そのため、血管に柔軟性のある若くて健康な方であれば、このような負担にも身体は耐えてくれるでしょう。

ですが、高齢者をはじめ、高血圧や糖尿病を患っているような方は、血管の柔軟性が衰えていたり脆くなっているため、命に関わる危険な行為になってしまうんです。

入浴時はサウナと並ぶ危険がある

冬は床暖房やエアコンの暖房などで、部屋の中が非常に暖かくなっています。

とくに家の中でもくつろぎの場所として使用しているリビングは、寒い冬でも快適に過ごせるように、閉め切って暖房を効かせていることでしょう。

その温かいリビングから気温の低い脱衣所に入って衣服を脱ぎ、ブルブルと震えながら一気に熱いお湯を張った湯船に浸かる――この瞬間が気持ち良いと思っている人も多いでしょうが、このような寒暖差が、ヒートショックを引き起こすリスクを高めるんです。

急激な血管の収縮と拡張で血圧が乱高下する

寒い脱衣所では、身体は体温を維持しようとして血管が収縮します。

そして、熱いお湯を張った湯船に浸かることで、さらにもう一度血管は収縮してしまうので、一気に血圧が上昇します。しばらくして体温が上がってくると、今度は血管が広がるので血圧は下がります。

この急激な血圧の乱高下で、湯船から立ち上がる際に貧血のようなクラクラした状態になり、意識を失ってしまうことも有り得るんです。このような状態に陥ると、最悪の場合には『お風呂で溺死』という事態も起きます。

これも、急激な寒暖差によるヒートショックが原因となっているんです。

42℃以上の熱めのお風呂は危険

お風呂の温度の好みには個人差がありますが、20代~70代で42℃以上の熱めのお風呂に入っている人は約4割となっています。

一般的に、高齢者になればなるほど熱いお風呂を好む人は多くなりますが、42℃以上のお風呂というのはヒートショックを起こしやすく、非常に危険だと言われています。その理由としては、温度を感知する体内センサーが高齢になると鈍ってしまうことにあります。

つまり、本人が感じている以上に体温が上がってしまうということです。体温が上昇すればするほど血圧は下がるので、風呂から出たときに体温の上昇が止まり一気に血圧が上がります。この血圧の急激な変化に身体が対応できないために、ヒートショックを引き起こしてしまいます。

熱いお風呂を好む人は、気温が下がる冬の入浴には十分に注意することが必要だと言えます。

冬に人気の温泉もヒートショックが起きやすい

週末や年末年始の休暇を利用して『寒い冬は温泉に浸かって身も心もリフレッシュ』という方が多いと思います。

確かに、温泉に浸かって身体の芯から温まり、美味しい料理をお酒と共に楽しむことは、溜まったストレスの解消にもなり、心の洗濯をするにはうってつけだと言えるでしょう。

ですが温泉というのは、ヒートショックを起こすリスクが非常に高いんです。

露天風呂とヒートショック

温泉地に行くと、色々な風呂があるのでいくつもハシゴすると思いますが、ヒートショックのリスクを下げるには《一つのお風呂で長湯しない》ことが重要となります。なかでも、露天風呂は要注意です。

露天風呂は屋外にあるため、冬場は風呂と外気との気温差が非常に大きくなります。

極端な気温差は血圧の変化が激しくなり、身体にかかる負担は想像以上に大きく、ヒートショックによる心筋梗塞や脳卒中で、最悪の場合には死亡することにもなります。

とくに高齢者の場合は、露天風呂を避けて屋内の温泉を利用することがお勧めだと言えます。

交通事故の4倍にもなる入浴時の事故死

厚生労働省の調べによると、前述のような入浴中での事故死というのは、年間で1万9000人にものぼります。

この数字がどのくらいのレベルかと言うと、年間の交通事故での死亡者数の約4倍となっています。つまり、交通事故で死亡してしまう人よりも、入浴での事故死が上回っているということになるので、その多さに驚かれる方も少なくないと思います。

入浴中の事故死のほとんどが、ヒートショックが原因だと考えられているんです。

冬場のお風呂というのは、高齢者は当然なのですが、若年層でも油断せず気温の寒暖差に気をつけて入浴することが重要です。

 

冬のゴミ出し・ジム通い・ゴルフも突然死のリスクが

冬の朝というのは非常に気温が低く、屋内との気温に大きな差があります。

そんな寒い冬の朝に、すぐそこだからと気軽に考えて、パジャマ姿のままゴミを出しに行く人が多いと思います。しかし、この油断が命取りになることもあるんです。

早朝というのは血圧が低く、さらに安定していない状態にあるので、冷たい外気にさらされると急激に血圧が上昇します。この激しい血圧の変化によって、ヒートショックを引き起こしてしまう危険性が高まってしまいます。

『たかがゴミ出し』と軽く考えず、できるだけ暖かい格好で外に出るように心がける必要があります。

冬場のゴルフは常に体温変化が激しい

ゴルフ場で亡くなる人は年間で約200人――そのほとんどがヒートショックを起こしています。

基本的にゴルフというのは早朝のスポーツであり、冬場は当然のように気温が低く、暖かいクラブハウス内とコースの温度は非常に差があります。さらに、ショットを曲げてしまうと、走ってボールを探しに行くことになるので体温は上昇し汗をかきます。その汗が冷えると今度は体温が急降下します。

冬のゴルフの危険性

たいていのアマチュアゴルファーは、十分なストレッチも行わず、寒い中いきなりコースに出てプレイを開始します。

これが非常に危険な行為であり、気温が低い中でいきなり身体を動かしてしまうと、血圧は一気に上昇してしまいます。しかし血管は収縮しているため脈は早くなり、不整脈を起こす方が少なくありません。

さらに、ハーフナインが終わった昼食時にビールなどを飲む方も要注意です。飲んだときは温かくなるのですが、醒めると急激に身体が冷えて血圧は一気に下がることになります。

このように、冬場のゴルフにはヒートショックを起こす要因が多いので、過信して注意を怠らないように気を付けることが重要です。

ゴルフと同じように危険な冬場のジム通い

健康志向が高まっている現在では、スポーツジムに通って汗を流す人は少なくありません。

日頃の運動不足解消や健康維持が目的で通っているスポーツジムですが、運動後のケアをきちんとしなければ、最悪の場合には命に関わってしまうケースもあります。

たいていの人は、運動した後にスポーツジムにあるシャワーを浴び、汗を洗い流してサッパリしてから帰宅するという流れだと思います。しかし、寒い冬に、身体が温まっている状態でいきなり外に出ると、気温の寒暖差によって血圧が急激に変化します。

安全策としては、できればシャワーを浴びずに着替えだけをして、家に帰ってからシャワーを浴びるのがベストだと言えるでしょう。

 

夜中のトイレを我慢すると突然死を起こす危険が

ヒートショックを起こすリスクが高い要因として、もう一つ挙げておきたいのが『夜中のトイレ』です。

ただでさえ夜中に起きるのは億劫なものですが、寒い冬場というのは布団から出るのが嫌な人も多く、ましてや夜中にトイレまで行くとなると、かなりの気合いが必要でしょう。そのため、ギリギリまで我慢する人が少なくありません。

冬のトイレ

しかし、排尿を我慢すると血圧は上がります。そして、排尿が始まると血圧は急激に下がるんです。気温が低いときに排尿するとブルブルと身体が震えると思いますが、これは下がった血圧を上げるために起こる反応です。

とくに男性の場合には、気温が低い中で立ち小便をした際に、立ちくらみを起こす《排尿失神》のリスクが高くなります。

冬場は血圧の急激な変化が命取りになるので、たとえ夜中であっても、尿意を催したときには我慢をせずにすぐトイレに行くよう心がけましょう。

 

ヒートショック(気温性血圧激変症)を防ぐためには

気温が低くなる冬場、ヒートショックを起こす危険性が非常に高いことが分かったと思います。

そこでここからは、突然死の要因ともなる『ヒートショックのリスクを抑えるための予防策』について話していきます。誰でも簡単に行える方法なので、自分自身やご家族を守るためにも、ぜひ参考にしてヒートショックを防いで頂きたいと思います。

家の中の寒暖差は5℃以内に

簡単なことなのですが、家の中の各部屋の温度差を5℃以内に抑えることが最も大切になります。

リビング・脱衣所・廊下・トイレ・浴室など、屋内の室温差を出来る限り少なくして、血圧が急激に変化することを抑える必要があります。とくに入浴の前には、浴室を十分に温めておくことが重要です。

◆ 家庭内でヒートショックを防ぐ5つの方法
  • 湯船に蓋をしないで、シャワーを使いお湯を張る
  • 湯船に入る前は必ず『かけ湯』をして、膝まで30秒入ってからゆっくりと肩まで浸かる
  • 湯船の温度は41℃以下のぬるめのお湯にし、浸かるのは10分以内にする
  • 食後1時間以内や、空腹時の入浴を避ける
  • お酒を飲んでからの入浴は厳禁

お酒を飲むと血液の循環が良くなり、大量の血液が全身に回るので、脳や心臓の血液が減ってしまい、脳貧血や不整脈を引き起こす原因となります。

浴室と平行して脱衣所も温める

トイレや脱衣所も温めておけば、ヒートショックのリスクをかなり抑えることができます。

暖房器具を脱衣所に置くことが理想ではあるのですが、脱衣所が狭くて置くことが難しいという方は、壁掛け式で場所を取らないヒーターも販売されています。狭いトイレでも使えるので、これがあれば脱衣所やトイレも安心だと言えます。

最近では、吊り下げ型の天井照明でヒーターと一体化したものもあります。

いずれも、家電量販店に行けばお手頃価格で販売されているので、ヒートショック対策として設置を検討することをお勧めします。

 

若年層でも血管が硬い人は危険

血管というのは、誰でも年齢を重ねると、若い頃と比べて硬くなり柔軟性が衰えていきます。

しかし、栄養バランスの偏った食生活を送っていたり、睡眠不足やストレスなどが重なってしまうと、20代や30代の若年層でも血管壁が硬くなってしまい、急激な寒暖差による血圧の乱高下に対する耐久性が衰えてしまいます。

若いうちにこそ、規則正しい生活のリズムを心がけておかないと、歳を取ったときに急激な衰えが起きることに繋がります。

「自分は若いし健康だから大丈夫」などと過信することなく、日頃から栄養や睡眠のバランスを考えて、身体に無理な負担をかけないようにケアしていくことが最も重要だと言えるでしょう。

血管の柔軟性を高めて強化するサプリメント

血管の柔軟性を高めて血管年齢を若く保っておけば、ヒートショックを起こすリスクは低くなります。

血管を強く柔軟にするには、貝類やにんにくなどの摂取がお勧めです。

病気を予防することにかけては右に出るものが無いと言われているほど、貝類やにんにくには必須の栄養素が含まれているんです。これらをしっかり摂取することは、強くて柔軟な血管を作るためには必須だと言えます。

しかし残念なことに、いくらバランスの取れた食生活を送っていても、必要な栄養素を完璧に摂取することは非情に困難なことなんです。

そこでここでは、必須のアミノ酸を豊富に含んだお勧めのサプリメントを紹介していくので、ぜひ参考にして頂きたいと思います。

体内で合成されない必須アミノ酸9種類を配合『しじみエキスW』

血管の強化と柔軟性を維持させて、免疫力をアップするためのサプリメントが、株式会社リアルメイトが提供している『しじみエキスW』です。

しじみエキスWを利用している人の満足度
製品お勧め総合レベル (9.5/10)
製品実感満足度
接客満足度
製品リピート率 (95%)

身体に良いとされる貝類ですが、その中でも蜆(しじみ)には体内で合成されない9種類の必須アミノ酸が全て含まれています。なので、血管を強化し免疫力をアップさせて病気に負けない体を作るには最良の食材だと言えるんです。さらに貝類には認知症を予防する効果も認められているので、体だけではなく脳の老化防止にも最適だと言えます。

『しじみエキスW』は、成分を科学的に抽出するような製法ではなく、明治15年より守られてきた製法によって、しじみが本来持っている栄養素を全て抽出します。

しじみエキスW

しじみエキスWは、じっくりと時間をかけて、ゆっくり根底から体質を変化させていくことで、人間が本来持っている免疫力を自然な形で高めていきます。『自分でも気づかないうちに疲れにくくなっていた』といった感じで、体質が変わっていく自分を実感できるのが『しじみエキスW』の特徴だと言えるでしょう。

当然のことながら、しじみエキスWも100%完全な日本国内での生産で、品質面にしても安心して頂けるサプリメントなので、ぜひ試して頂きたいと思います。

Wのオルニチン

ホワイト六片にんにくを約5ヶ月発酵熟成させた『発酵黒にんにく酢卵黄』

病気予防という意味でのサプリメントでは最強と言えるのが、株式会社だいにち堂が提供している『発酵黒にんにく酢卵黄』です。

発酵黒にんにく酢卵黄を利用している人の満足度
製品お勧め総合レベル (9/10)
製品実感満足度
接客満足度
製品リピート率 (90%)

製品名の通り、にんにくを発酵熟成させて製造されているサプリメントなので、にんにくの成分がぎっしり詰め込まれています。

ご存知の方も多いでしょうが、にんにくには細菌やウィルスを死滅させる効果があります。さらに、死因のトップ3にも入っているガンを予防する抗ガン作用があることでも知られています。そしてさらに、硬くなった血管を柔軟にする働きもあり、血液の循環を良くしてくれるという、まさに万能の食材と言えます。

だいにち堂の特殊発酵技術によって、にんにくをお酢に仕上げることによって、総アミノ酸が黒酢の44倍というサプリメントになっています。

発酵黒にんにく酢卵黄

発酵黒にんにく酢卵黄も、当然のことながら100%日本国内での生産なので、安心して摂取することが出来ます。

「病気を予防したい」「毎日を元気に過ごしたい」という方は、ぜひ発酵黒にんにく酢卵黄を試してみることをお勧めします。

発酵黒にんにく酢卵黄

まとめ(ヒートショックの原因と対策法)

ヒートショックが原因による突然死は、年々増加しています。

とくに顕著なのは『入浴時の事故死』なので、寒い冬場の入浴には注意をはらう必要があります。

入浴前に水分を摂ることも非常に効果的なのですが、摂取する水分は水ではなく《麦茶》を飲むようにしましょう。麦茶にはミネラルが豊富に含まれているので、ヒートショックの原因となる《血圧の急激な変化》を抑える効果があります。

いずれにしても『自分だけは大丈夫』と過信することは禁物です。

日頃から、規則正しい生活リズムを心がけて、強くて柔軟な血管を維持するよう必要な栄養素を摂取することが大切です。ヒートショックを予防する十分な対策を取っておくことが、寒さの厳しい冬場を乗り切る最善の方法だと言えるでしょう。

 


 



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