愛のあるSEXor愛のないSEXどちらが気持ちイイ《結論編》

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愛のあるSEXと愛のないSEX

SEXに愛は必要なのか――?
この、人類史上最大とも言えるSEX論争。セックス論になると必ずと言っていいほど出る『愛のあるSEXと愛のないSEXでは、どちらがより満足感を得ることができるのか』は、永遠に決着がつかないテーマだと言えるでしょう。

やはり互いの心が通じ合ってこそのSEXなのか、それとも、肉体的な快楽があれば心は必要ないのか――?

動物と違い、人間は誰もが《SEXを快楽を得る一つの手段》として捉えている一面があります。「結婚するまで操は絶対に守る」といった考えの人は、男性・女性を問わず、おそらく極わずかにしか存在しないのかもしれません。

そこでこの記事では、誰もが一度は考えたことのある『セックスに愛は必要か否か』そして『愛とは一体どういうものなのか』について、真っ向から考えていきたいと思います。

 

『心』があってこそSEXの快感は高まる

恋をすると女性は綺麗になる――という言葉をよく聞くと思います。

女性は、男性に想いを寄せることで、気持ちがポジティブに変化し、肌ツヤまでもが一気に変わります。これは女性ホルモンの活性化に起因していると言われています。

恋愛と女性の変化

一方の、男性にも同じことが言えます。

男性も、女性に想いを寄せることによって、同じように気持ちがポジティブに変わり言動にも変化が起きます。仕事への意欲も増して周りからも好印象を持たれる男へと変わります。パートナーのいる男性がモテるのはこういったところが要因と言えるでしょう。

SEX面でも、愛し合う二人であれば手が触れ合うだけでも、ある種の快感を得ることができるのは確かだと言えます。

愛の無いSEXはただの一発芸

セックスというのは、互いの人生の絡み合いでもあります。

二人それぞれの歴史があって、その中でも二人だけが知っている過去の感情や思い出みたいなものが存在します。こういった『二人だけが持っているもの』を汲みあってこそ、肉体の快楽だけではなく、精神的な充足感を得ることができます。

肉体の快楽だけを求める愛のないSEXは、ただの一発芸的な行為だと言えるでしょう。

快楽だけを求めるSEXは飽きも早い

肉体の相性やテクニックによって、強烈な快感を得られるセックスは確かにあります。

しかし《慣れ》というものがあり、得られる快楽が大きければ大きいほど、それ以上の快感を得たいと思うのが人間だと言えます。そういった意味では、互いの『心』が繋がった愛のあるセックスが大事なのだと思います。

とくに夫婦間でのセックスは、快楽よりも愛情表現としてもっと奥行があるべき行為だと言えるでしょう。

快楽だけを追い求めるセックスは、相手に飽きてしまうのも早く、愛情表現とは程遠い行為になってしまう恐れが大きくなります。

不倫はSEXの快楽を高める究極の愛?

昨今、芸能人や政治家の不倫スクープが続いています。

立場は違えど、やはり不倫は多くの人を不幸に巻き込む無責任な行動と言えます。とくに、政治家というのは、国民の税金をもらって生活している身分なので、自分の欲望のままに生きる行為である不倫は言語道断だと言えるでしょう。

しかし、ことSEXという枠で考えると少々話が違ってきます。

燃え上がる不倫SEX

不倫というのは、ある意味《究極の秘め事》だと言えるわけです。『万が一、知られたらどうしよう』といった、追い詰められたような複雑な心境を二人で共有することになります。それが二人を燃え上がらせ、さらに、お互いを思い合う優しさみたいなものが生まれたりもします。

許されない行為だからこそ、余計に燃え上がってしまう――。

そういった感情が、セックスでの肉体的快楽をも倍増させる要因になることは確かなようです。

相手への強い想いがSEXの快感を高める

たとえば、長年にわたって想い続けた相手と、縁あって一つになれる機会があった場合、想いが強い分、一層燃え上がるSEXになると言えます。それが不倫であれば、感情が高ぶっている分、なおのこと強い快感を得られるはずです。

  • 長年連れ添った夫婦が育んできた愛
  • 不倫相手との溶けそうなくらいの情熱的な愛

愛の形というのは様々ありますが、いずれにしても《愛》がSEXをより刺激的なものにする究極の調味料だと言えるでしょう。

『愛のあるSEXこそが快楽を呼び覚ます』と言っても過言ではありません。

 

SEXに必要なのは愛よりテクニック

さきほどまでは『愛があってこそのSEX』側の考えについて話してきましたが、ここからは『SEXに愛は必要ない』という側の考えについて話を進めていきたいと思います。

SEXとはいわば『雄(おす)と雌(めす)の本能が絡み合う行為』だと言えます。

つまり、SEXで一番大事なことというのは、愛という漠然としたものではなく『体の相性』になります。もっと細かいポイントで言えば互いの性器の相性と言っても過言ではないでしょう。

ペニスと膣がピッタリとフィットすれば、SEXの快感は2倍にも3倍にも増大します。

ペニスの形で体の相性は大きく変わる

ペニスのサイズは大きければ良いというわけではありません。

当然のことですが、女性によってペニスを受け入れるサイズの範囲というのは違ってきます。大切なのはサイズではなくペニスの形なんです。

◆ 男性器と女性器の相性がSEXを左右する

ペニスと膣の相性

理想的なペニスというのは、亀頭の笠が開いたキノコのような形。長さは日本人平均の12cm~14cmほど。SEXで女性を果てさせるのに必要な長さは8cmもあれば全く問題はないと言われています。あまりに長くて太いペニスだと、女性側にすれば、恐怖心が先に立ってしまい、気持ちの良いSEXはまず不可能です。

笠が大きく開いたペニスで、膣壁のヒダに沿ってズリズリと掻き回されることで、女性はどうにかなりそうなくらいの快感を得ます。同時に男性も、感じる女性の姿を見ることでペニスへの刺激が倍増されることになります。

もちろん前戯の相性も大切なのですが、二人の性器の相性が、気持ちの良いSEXには必須だと言えるでしょう。

相性の足りない分は技術でカバーする

本当に女性を感じさせるペニスというのは、カリが大きく亀頭に肉がついている形がベストです。

しかし、全ての男性がそんな理想的なペニスを持っているわけではないので、膣へ挿入した際の腰の振り方を工夫することで、理想に足りない分をカバーすることができます。

たとえば、あるAV男優がやっている方法は、膣へ挿入したときに、ただ闇雲にガンガンと腰を振るのではなく、膣の奥の色んな場所へ、ペニスをひねったり押し当てたりして、試すように膣を刺激しているようです。

◆ 刺激するポイントの代表例

膣内性感ポイント

当然、相手の女性、とくに撮影での相手女優との間には愛は存在していません。しかし、女優さんが快感を得て果てているのは事実です。

もちろん、AV男優というのはSEXのプロですから、このような技を素人が簡単に出来るわけではありません。ですがこういったところが、SEXはテクニックで快感を追求できる行為だと言える所以(ゆえん)でしょう。

膣の具合で男性は虜になってしまう

SEXの相性にはペニスの形が重要な要素なのですが、これは同時に女性器にも言えることです。

若い女性の場合、筋力もあるので膣内の締め付けは自然と出来ますが、それイコール《ペニスへ快感を与える》というわけではありません。

ある程度の年齢と経験を重ねている女性であれば、意識的に膣内の締め付けをコントロールできる人もいます。ペニスの先端から根元までを、うねるように強弱をつけて締め付けるとペニスに強烈な快感を与えます。

このような膣に挿入すると、普段から早漏気味の男性であれば速攻で射精となってしまうはずです。遅漏気味の男性であっても、射精までの時間は短くなるでしょう。

性器に押し寄せる快感というのは、ときに、愛による快感を簡単に超えてしまうほどのものになり得るんです。

 

夫婦間セックスにおける妻の感情は微妙

本来であれば、夫婦間でのセックスというのは、互いを想い合う愛情表現の一つとしてあるのが理想です。

セックスレス

しかし、新婚当初は別として、結婚生活が5年も超えてくると、愛という気持ちは全般的に冷めてくる傾向にあるのが普通だとも言え、いわゆるセックスレスになる夫婦が多数を占めます。

夫の性欲が強い夫婦、あるいは、妻の性欲が強い夫婦といったように、片方だけが相手を求めても、受ける側にとっては苦痛以外の何者でもないことになります。そこには、愛はおろかセックスの快楽すらも存在しません。

満たされない性欲は、必然的に他の相手を求めてしまう結果にも繋がることになります。

言葉ではなくスキンシップが愛の正しい表現

男性であれ女性であれ、自分の性欲を満たしたい場合には、それを悟られないために、愛というまやかしの言葉でカムフラージュする面があります。

性欲というのは人間の三大欲求の一つなので、ある意味カムフラージュすることも致し方ないとも言えるでしょう。

しかし、まやかしの愛情表現では、互いが満足できるセックスは望めません。とくに女性は、キスや肌への触れ方などで、そこに愛があるのかないのかを敏感に感じ取ります。

たしかに、夫婦円満の秘訣としてセックスが重要な位置にあります。ですが、ただ単にセックスの回数だけを重ねても、快楽には程遠い『苦痛』しか与えないことにもなりかねません。女性は愛情の有無には非常に敏感な生き物なのです。

女性は何歳でも羞恥心・自尊心が根強い

女性全般、とくに日本人女性に多く見られる特徴として、いくつになっても羞恥心や自尊心が強くあります。

夫婦間でセックスレスになってしまうと、羞恥心や自尊心があることで「セックスがしたい」とは、とてもじゃないけど言えないものです。日本では美徳とされるこういった感情が、ある意味で夫婦間の愛情を冷めさせる一因にもなっているようです。

さらに年齢を重ねるごとに、夫が妻を見る目も変わってしまいます。

当然のことですが、夫も妻も同じように歳を取ります。顔にシワもでき、肌や髪にもツヤがなくなり、スタイルも崩れていきます。若い頃と比べて見劣りしてしまうのは、自然の摂理であり、仕方のないことなんです。

年齢を重ねても、お互いに自分自身を磨く努力を怠らず、相手の性欲を掻き立てるような姿勢が最も大切です。

相手を異性として見て、さらに相手の気持ちを汲んで抱き合う――こういった慈愛に満ちたセックスが、まさに究極の《愛のあるセックス》の形になると言えるでしょう。

 

そもそも『愛』とは一体なんなのか?

国や人種によって、愛の持つ形というのは大きく違ってきます。

私たち日本人は、基本的に好きな人を、大なり小なり独占したくなる、あるいは独占してしまう傾向にあります。しかしこれが、フランス人となると少々違った愛の形へと変化するようです。

たとえば、自分が男として伴侶を悦ばすことができなくなったときには、パートナーに若い男をあてがって、SEXの悦びを与えることもあります。つまり『愛する相手にSEXの快楽を与えるのは自分じゃなくてもいい』といった考えです。

少々、理解に苦しんでしまう方も多いでしょうが、これも一つの愛の形だと言えるのでしょう。

愛は相手を包み込む『滅私』の精神

ありきたりの話ですが、愛というのは、愛する人のために自分の欲望を捨て去り、無我の境地で常に相手の全てを受け入れることに尽きます。

SEXに限らず、男と女の関係というのは、誰もが失敗や間違いの繰り返しです。

とりわけSEXというのは、男と女の情欲が渦巻いている、最も原始的な行為だと言えます。そんな本能に訴えかける欲望ですら、相手のことを第一に考えられる心境というのは、まさに慈愛の心という以外には有り得ません。

ですが、そこまで究極の心境にならなくとも、相手を思いやる気持ちがあれば、それも一つの愛の形だと言えるでしょう。

 

まとめ(セックスに愛は必要か否か?本当の愛の形とは)

人間だけではなく、動物も同じですが、生きていくためには《食欲・睡眠欲・性欲》の三大欲求は、絶対的に必要な本能です。

この欲求が満たされていなければ、健康で若々しい肉体も心も維持できません。

そして人間には、動物にはない『言語』という、自分の意思を他人に伝える伝達能力を持っています。この言語という手段を使って、愛というものを相手に伝えようとします。SEXにしても、言葉による愛撫で快感を得る部分は少なくありません。

終始無言のままのSEXというのは、まず有り得ないと言えるでしょう。

つまり、たとえ一夜限りの肉体関係であっても、そこには相手に対する何らかの想いが存在しているはずなんです。

そういった意味から考えると、人間のSEXというものには、私たちが『一般的に考える《愛》とは違った形の《愛》がある』というのが、最も適切な答えなのかもしれません。

SEXに必要なのは、肉体的な快楽と精神的な充足感――。

結論としては『SEXに愛は必要』というまとめになりましたが、みなさんはどう考えますか?