人間の第一印象として最も影響が大きいのは眉毛だというのをご存じでしょうか?いくら、目鼻立ちが綺麗で髪を整えていても、ボサボサな眉毛では印象が悪くなります。
逆に言えば、眉をしっかりケアし形を整えていると、ほかのパーツを見るまでもなく「身だしなみがキチンとした男性」という印象を与えることができます。
「男がそんな細かいこと気にしてどうする!」と思っている男性も多いかと思います。
ですが、歳を重ねるごとに、眉毛は太く長くなっていき、なおかつ下方向に伸びるので、老けた印象を与える顔になってしまいます。これはホルモンのバランスによるところが大きく、避けられない現象なのです。
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眉ラインのケアは『ナチュラルな顔』を取り戻す作業
眉ラインを整えるといっても、明らかに作られたような不自然なラインにするのではなく『整っている上にナチュラルな形でケアする』という意味で、これによってあなたに対する印象はガラリと変わります。
そして、あなた自身も自分の顔の変化に驚くはずです。
整える前の顔と比べて、眉ラインを整えた今の顔の方が、ずっとナチュラルに見えている自分自身に不思議な感覚を覚えるでしょう。
そうなんです!
つまり眉ラインを整えるということは『本来あるべきナチュラルな自分の顔を取り戻す』ということになるのです。
眉毛ケアは『顔の不自然さを取り除く作業』と思えば良いかもしれませんね。
このページでは、『やりすぎない自然な眉毛の整え方』を詳しく解説しているので、ぜひ参考にして頂きたいと思います。
スッキリした顔に変わる『眉ラインの黄金バランス』
眉の形というのは、最も顔の印象が良くなるための『左右の幅』『描くアーチ』の黄金バランスというものがあります。
この眉ラインの黄金バランスというのは、目と鼻の位置が関係しているので人によって異なります。
なので、眉の幅が何㎝、アーチの高さが何㎜というような、決まった公式があるわけではありません。
自分の顔のパーツ位置を、鏡を見ながらしっかりと確認して、自分にとってベストなバランスを見つけ出すことから始めましょう。
眉ラインの黄金バランス ポイントは4つ
①眉頭(まゆがしら)
小鼻中央の垂直延長線上に作る
垂直に切りそろえるのではなく、目頭あたりから鼻筋に自然につながるようにして。
②眉尻(まゆじり)
唇中央から小鼻を通り、目尻を結んだ延長線上に作る
眉尻の終点は、スッと伸ばすより、少し短めに仕上げた方が男性らしくなります。
3、眉山(まゆやま)
鼻中心と瞳の中心を貫くライン上に作る
黒目の外側から目尻の間で、眉弓筋が一番高いところが目安になります。
適当に決めると仕上がりに大きく左右するので、事前によく確かめるようにしましょう。
④眉弓筋(びきゅうきん)
眉の上の骨のラインに沿った筋肉
基本のアーチは、眉の上の骨の出っ張ったところを主軸にするようにすれば、顔に似合った自然なアーチに仕上がります。
眉を整えてスッキリ顔を手に入れる 実践編
さて、いよいよ『眉毛を整える』の実践解説に入りたいと思います。
それほど難しいものではありません。必要な道具を揃えれば誰でも簡単にできるので、安心してモテ顔を手に入れてください。
眉の手入れに必須の7つ道具
必要な道具は、『眉用コーム』『毛抜き』『眉用ハサミ』『眉用カミソリ』『乳液』です。
乳液は、特にこだわる必要がないので、いつも使用しているもので大丈夫です。
そして『アイブロウペンシル』『アイブロウパウダー』も用意します。
『アイブロウペンシル・アイブロウパウダー』は、眉が薄い・短い人はもちろんのこと、あやまって刈り込み過ぎてしまったときのため、眉を描き足すときに必要なので用意しておきましょう。
購入する際には、髪の毛の色と眉の色がアンバランスにならないカラーを選んでください。
好みもありますが、黒髪・白髪なら濃いグレーかダークブラウン、明るい髪色ならライトブラウンを選ぶことが無難かと思います。
『アイブロウパウダー』」は、添付のチップブラシがなければ、細い平筆状のメイクブラシを使うことで代用できるので、こだわる必要はありません。
7つともドラッグストアの『メンズみだしなみコーナー』に行けば、購入できます。
もし男性用メイク品コーナーにない場合は女性用のコーナーにありますが、行きづらい場合には、ネット通販でも購入できるので問題ありません。
眉ラインを整える9ステップ!綺麗な眉でスッキリ顔に
STEP1:毛抜きを使って眉間の毛を抜く
眉間の毛は伸びるのが早いので、放っておくと眉毛が繋がってしまいます。
見た目にも良くない上に、人相学でも「眉間の毛をスッキリさせると運気が上がる」と言われているので、しっかりケアしましょう。
眉間の毛は、不潔で垢抜けない印象を持たれてしまいます。抜き残しがないように、毛抜きを使って丁寧に抜いて下さい。
STEP2:コームを使って毛の流れに逆らわずブラッシング
カットする前に毛の流れを整えることで、手入れがしやすくなります。
コームが肌に当たらないように軽くブラッシングしましょう。
STEP3:コームを上からくぐらせ、はみ出た毛を切り揃える
まずは眉頭から始めましょう。
眉頭より眉尻が下がっていれば、その部分はすべてはハサミでカットしていきます。
眉毛をトラ刈りにしてしまうと、不自然で怖い印象になるので注意して下さい。
慣れるまでは、少しずつカットしていくようにしましょう。
STEP4:自然なアーチを描くように眉下をカットする
眉尻が細くなるようにカットすると、クールな印象になります。
しかし、やりすぎるのは禁物です。細くカットしすぎるとクールどころかチャライ印象になってしまうので注意しましょう。
STEP5:眉上は産毛を1列残し、自然なグラデーションにカット
眉上は、眉下よりもカットしすぎないように注意しましょう。
カットしすぎてしまうと、アーチを作りにくくなってしまうので慎重に行って下さい。
STEP6:眉とは無関係の毛を抜いていく
眉の周辺にムダな毛が残っていると、ボサボサ眉と同じ印象になります。
眉毛から離れているムダな毛は全て綺麗に抜くようにしましょう。
STEP7:少量の乳液を使い眉毛に塗って伸ばす
男性の眉は太くて硬いので、乳液で柔らかくしてから、細かい部分の手入れをします。
乳液を使うことで、眉用カミソリが肌に当たっても、肌荒れしにくいメリットがあります。
STEP8:眉用のカミソリで基本ラインからはみ出ている産毛を剃る
まだはみ出ている毛や、ハサミで切れない産毛を剃ります。
この作業は、眉毛の手入れの中で最も注意が必要になります。
基本ラインの眉毛を剃り落とさないように、最新の注意をはらって行いましょう。
STEP9:アイブロウパウダー・アイブロウペンシルで眉を描く
眉毛を刈り込みすぎてしまったり、剃り落としてしまった場合には、眉を描き足すことで形を整えていきます。
また、眉毛が薄かったり短い人は、眉を描き足すことで、理想的なアーチに仕上がります。
アイブロウペンシルは、1本1本毛を描いて、肌が見えているところを埋めるような感じで使用します。
また、アイブロウペンシル・アイブロウパウダーを使うコツは、眉山を起点にして、眉尻・眉頭に向かって描くと、自然な眉に仕上がります。
せっかく整えた眉ラインをキープするためには
①こまめにカットすることが基本
少し伸びた程度でカットするとケアが非常に楽になります。
- 眉ケア専用の道具を揃えて、正しく使用しましょう
- 産毛・基本ラインからはみ出てる毛はしっかりカットしましょう
眉ケア用の道具というのは、細かい作業が出来るように造られています。間違っても、顔用のカミソリや普通のハサミでの作業はしないようにして下さい。失敗の元となります。
- 写メを撮って、眉が似合ってるかどうかを確認しましょう
顔全体のバランスを確認するためにも、写メでの確認をするようにしましょう。
鏡とは違い、他人の目から見える目線で確認できるので、写真でのチェックを忘れずに。
②基本に慣れたら自分の好みの眉ラインに挑戦
基本的な眉作りに慣れてきたら、自分に合う眉作りにチャレンジしてみましょう。
眉毛は伸びるのが早く、短期間での練習が可能なので、上達も早いはずです。
眉用ハサミ・眉用カミソリなどの道具に使いに慣れたら、上記のようなアレンジも可能になりますよ。
眉の幅・アーチを少し変えるだけでも、顔の印象はガラリと変わり、より自分に合った眉ラインを見つけることができるでしょう。
自分に合った眉を作ることができると、あなたの顔の魅力を最大限に引き出すことができる、心強い武器になりますよ。
まとめ(眉毛を整える)
眉の手入れの重要ポイントは
- 自分に合った眉ラインの黄金バランスを把握する
- 眉用ハサミ・眉用カミソリを使いこなす
- 整えた眉のラインをキープする
以上が、重要な3大ポイントになります。
眉の手入れには、道具を揃えたり、少々細かい作業が必要になるので、面倒になって投げ出してしまうかもしれません。
ただ、ヘアスタイルのアレンジなどに比べると、費用も安価で済む変身術と言えるでしょう。
眉ラインの黄金バランスを手に入れたときから、あなたは大きく変わります。眉を整えることで自分に自信ができ、立ち居振る舞いも大いに変化するでしょう。
『自信』という人を大きく見せるオーラが、あなたを魅力的にして、周りにいる女性の目も変わるはずです。
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